古川のひとりごと

古川のひとりごと(コラム)

運営者・古川太郎の雑記コーナーです。宮城県北の車のある暮らしや、休日のことなどを、 買取の本編からは少し離れて、のんびり綴っています。お時間のあるときにどうぞ。

車のこと

夏の名残を乗せて

少し涼しくなった風が車内を抜けていく。そんな夕方に、僕はよく当てもなく車を走らせます。

サービスエリアの、ほんの十五分

遠出の途中、ふっと車を停めるあの場所が、僕はわりと好きだ。目的地でもないのに、なぜか一日の真ん中みたいな顔をしている。

雨の日の運転がちょっと好き

晴れの日もいいけれど、僕はちょっとだけ、雨の日の運転が好きなのです。

洗車の朝の、ちいさな満足

休みの日の朝、空がよく晴れていると、つい車を洗いたくなります。誰に頼まれたわけでもないのに。

夜のラジオと、ひとり歌

運転中の車の中って、なんだか世界でいちばん気楽な場所だと思いませんか。誰も見ていないし、誰も聞いていない。

満タンのスイッチ

給油のとき、僕にはちょっとした決まりごとがあります。たいしたことじゃないんですけど。

数字の遊び

信号待ちのあいだ、僕はよく前の車のナンバーを眺めている。あの四つの数字には、なぜだか飽きない不思議がある。

そろそろ、と思いながら

長く乗るか、乗り換えるか。車を持っていると、だれもが一度はぶつかる小さな悩みです。

渋滞のなかで、ぼんやり

渋滞にはまったとき、僕はあまりイライラしないほうです。ぼんやり前を眺めているうちに、なんだか時間がやわらかくなる気がするのです。

車検の日のそわそわ

車検の朝は、なんだか落ち着かない。子どもを遠足に送り出すときの親みたいな、そわそわした気持ちになる。

助手席のいない夜にも

運転席にひとりで座っていても、なんだか「ふたり」みたいな夜があります。今日はそんな、車の中の相棒たちの話を。

前の人の、ちいさな気配

中古車に乗っていると、ふとした拍子に、僕じゃない誰かの暮らしの跡に出会うことがあります。

軽自動車って、いいよね

大きな車ばかりが偉いわけじゃない。僕はそう思っています。今日は軽自動車のことを、のんびり。

手が覚えるまで

運転を覚えたての頃のことを、たまに思い出す。今となっては笑い話だけれど、当時の僕はずいぶん真剣だった。

名前をつけると、ちょっと友達になる

いつからか、僕は車に名前をつけてしまう癖がある。理由はうまく言えないのだけれど。

地図を広げた日

初めて遠くまで車を走らせたあの日のことを、僕はときどき思い出す。胸の奥が、少しだけくすぐったくなる。

道草の時間が好きで

用事もないのに、ただ走りたくなる道ってありませんか。僕には、いくつかあります。

星に呼ばれた夜道

用事もないのに、夜の道へ出てしまう日があります。ライトの先だけがやけにはっきりして、あとは静けさばかり。

冬の朝、車と缶コーヒーと

宮城の冬は、ちょっと意地っぱりです。でも、車と一緒に過ごす冬の朝が、僕はわりと好きだったりします。

雪をどけて、車を起こす朝

ひと晩のうちに、車はすっぽり雪の布団をかぶってしまう。それを起こすところから、北国の朝は始まる。

家に車が、人数ぶん

うちの前には、いつも何台か車が並んでいます。誰のものでもないようで、ちゃんとそれぞれの持ち主がいる。田舎の、ごく当たり前の風景です。

車のにおいの話

新しい車の、あの独特なにおい。覚えてますか。僕はあれを嗅ぐと、なんだか少しだけ背筋が伸びる気がするんです。

初めての一台のこと

初めて自分のお金で買った中古車のこと、ときどき思い出します。立派な車じゃなかったけれど、不思議とよく覚えているんです。

タイヤを替えた手のひらの話

雪が降る前に、タイヤを替える。この辺りでは当たり前のその支度を、去年、僕は自分の手でやってみた。

助手席のおやつ袋

出かける前、必ず一袋だけおやつを選ぶ。たったそれだけで、いつもの道がほんの少し遠足になる。

後ろの席のこと

子どもの頃、僕の世界は後部座席だった。窓の高さがちょうど、流れていく景色を半分しか見せてくれなかった。

指のあとを、ひとつずつ

十二月の終わり、僕は車の中をていねいに拭く時間が、なんだか好きだ。急ぐわけでもなく、ただ一年ぶんの埃と向き合う。

雑記(車と関係ない話)

直売所の野菜は気まぐれで

朝、ちょっと遠回りして直売所に寄るのが、最近のささやかな楽しみです。まだ眠そうな町を抜けて、野菜を見に行くだけの寄り道。

暖簾をくぐる、ひとりの昼

用事もないのに、ふと蕎麦屋の暖簾をくぐりたくなる日がある。誰と約束したわけでもない、ただのひとりの昼ごはんの話。

歩く速度でしか会えないもの

用がなくても、ときどき近所をゆっくり歩く。すると季節のほうから、こちらへ近づいてくる気がするのです。

湯けむりの、力の抜けかた

ときどき、なんにも考えたくない日があります。そういう日、僕はそっと湯につかりに行きます。

朝の五分は、僕のもの

いつもより少しだけ早く目が覚めた朝。あの静けさが、僕はわりと好きなんです。

湯けむりと、一杯のラーメンと

休みの日って、何をするか決めずに家を出るのがいちばん楽しい気がします。僕の場合、その行き先はだいたい温泉とラーメンに落ち着くのですが。

土の中で、なにかが待っている

今年は思いつきで、軒下の小さな一画を耕してみました。畳一枚ぶんもない、ほんの猫の額です。

朝のコーヒー、温めなおす日々

最近、朝のコンビニコーヒーがちょっとした楽しみになっています。たいしたことじゃないんですけどね。

図書館のしずかな午後

予定のない休日、僕はときどき近所の図書館へ出かけます。読みたい本が決まっているわけでもないのに。

ピントの合わない一枚

うまく撮れた写真より、ちょっと失敗した写真のほうを、僕はあとで何度も見返している気がする。

朝市で、つい買いすぎる

早起きした朝、ふらりと立ち寄った朝市の話を少しだけ。にぎわいの中を歩くのが、僕はけっこう好きなのだ。

雨音を聞く夜

夜中にふと目が覚めると、屋根を雨が叩いていた。僕はそのまま、しばらく耳をすませていた。

古本屋で迷子になる午後

用がないのに、ふらりと古本屋に入ってしまうことがある。気がつくと、外はもう暗くなっている。

沈んだ椅子の話

用事もないのに、古い喫茶店の扉を押してしまう日がある。雨でもないのに、なんとなく。

筆が止まる、白いはがきの前で

十二月も残りわずかになると、毎年きまって、はがきと向き合う静かな時間がやってくる。書くのは得意じゃないのに、なぜか手で書きたくなる時間だ。


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