大崎のスイーツ・和洋菓子

石崎屋 (Ishizakiya)

岩出山・和菓子・洋菓子・ケーキ / 古川太郎

岩出山和菓子・洋菓子・ケーキ朝営業あり公式サイトあり

電話する地図で見る公式サイト

  • 岩出山字二ノ構157
  • 0229-72-0020
  • 月〜土 7:30〜19:00、日・祝 7:30〜17:00(変動あり)
  • 月曜(祝日の場合は翌火曜)(変動あり)

岩出山の城下町を貫くメイン通りを歩いていくと、木造の落ち着いた店構えが並ぶ一角に石崎屋がある。住所は大崎市岩出山字二ノ構157。ここは旧岩出山伊達家の城下として整えられた通りの中でも中心に近い並びで、店の前に立つと、旧有備館や感覚ミュージアムへ続く通りの雰囲気がそのまま感じ取れる位置にある。伝えられている由緒によれば、この店の起源は江戸期に旅籠として始まり、松尾芭蕉が旅の途中で宿を取ったとも語り継がれてきたそうだ。その旅籠は明治期の大火で焼失し、のちに菓子店として再興された、というのが地元で語られる石崎屋の由来である。店の看板商品のひとつに「芭蕉の宿」という銘菓があり、名前の背景を知ってから店の前を通ると、通りの景色まで少し違って見えてくる。派手な看板を出す構えではなく、通りの空気に溶け込むように佇む店で、初めて岩出山を訪れた人でも、この一軒の前だけは足を止めたくなる、そういう存在感がある。城下町の街道筋にあることそのものが、この店の紹介文になっているような、そんな位置取りをしている一軒だ。

菓子のラインナップは和菓子と洋菓子の両方に厚みがある。看板の一つが、フレッシュチーズを使ったチーズケーキで、発売から30年以上、同じ配合で作り続けられてきたと紹介されている。銀座で修業を積んだ当代が持ち帰った製法を土台にしているとされ、口当たりが軽く、和菓子屋の洋菓子らしい落ち着いた甘さが特徴だ。もう一つの看板が、牛乳をふんだんに使った「牛乳ケーキ」で、こちらもあっさりした食後向きの味わいと案内されている。夏になると、米粉を使ったコシのある生地とこし餡を笹の葉で包んだ水まんじゅうが並び、季節を待って買いに来る客も多いようだ。加えて、りんごケーキ、レモンケーキ、マドレーヌといった素朴な焼き菓子、栗まんじゅう、あわまんじゅうなど和菓子も揃い、和洋の垣根なく一つのショーケースに並んでいる。日常のおやつから手土産用の詰め合わせまで幅を持って選べる作りで、価格帯は個包装の焼き菓子が数百円から、詰め合わせは千円台からが目安と案内されており、詳しい税込価格や当日の顔ぶれ、季節替わりの限定菓子の在庫は、店頭やショーケースで直接確かめてほしい。菓子折の中身の相談にも応じてもらえる雰囲気があるので、贈答用の希望がある時は事前に一言伝えておくと段取りがすっきりする。

店の雰囲気は、老舗の菓子店らしい静かな落ち着きが軸になっている。ショーケースの前で品定めをしている間、急かされる感じがなく、贈り物の相談や箱詰めの依頼にも気さくに応じてくれる、と地元の口コミでもたびたび触れられている。仏事の菓子折、法事の引き物、還暦や誕生祝いの手土産といった、家族の節目に必要になる菓子を、この店で用意する家庭は岩出山周辺に少なくないようだ。子どもが学校帰りに焼き菓子を一つだけ買っていく、という日常の光景も、この店の一部として長く続いてきたと聞く。城下町の景観の中で暮らす人たちにとっては、特別な日の店であり、同時に普段のおやつを買いにいく店でもある、その両方の顔を担っている点が、この一軒の強さになっている。SNS映えする派手さを主目的にはしていない代わりに、味と対応の丁寧さで長く選ばれてきた店、という表現が近い。ベビーカーで入るには通路がやや細い部分もあるようで、混雑する時間帯を避けるか、家族連れで訪れる際は同行の大人が交代で入るなどの工夫があると気楽に選べる。詳しい店内動線は店頭で確認するのが確実だ。

アクセスはJR陸羽東線・岩出山駅から徒歩でおよそ10分。城下町の落ち着いた街路を歩いていくと自然に辿り着ける立地で、駅からの道すがら旧有備館や岩出山城址方向の案内標識も目に入るので、初めての来訪でも迷いにくい部類に入る。車の場合は国道47号を古川方面から鳴子温泉方向へ進み、岩出山の中心部で降りて城下町エリアへ入る動線が一般的で、店頭付近に短時間停められるスペースがある案内も見られる。詳しい台数や停め方は、混雑する土日や催事期には店頭の指示に従うのが確実で、周辺に用意されている公共の駐車場を組み合わせて使うのが無難な場面もありそうだ。近隣には旧有備館・感覚ミュージアムといった見学スポット、岩出山城址の散策路、政宗公まつりや城下町ゆかりの催しが季節ごとに重なるので、そうした立ち寄りの流れで自然に店の前を通る動線になる。鳴子温泉方面へ向かうドライブの途中に、朝焼きの菓子を数個買って車内で味わう、という使い方にも合っている。冬季は路面凍結の日もあり得るため、遠方から車で向かう場合は装備と時間帯に少し余裕を持たせておくと安全だ。

岩出山で近所の人に「日常のちょっとした手土産、どこで買う?」と話を振ると、名前が挙がる店の一つがここ、という声はよく耳にする。特に夏の水まんじゅうは、地元でも「そろそろ出た?」と話題になる季節商品で、笹の香りが立つ生地は、暑い時期のお茶請けに合わせて選ばれることが多いようだ。仏事や法事の菓子折を頼む時にも、無理を聞いてくれるという評判が聞かれる。近所を回っていると、鳴子方面や真山方面へ帰る家族が、車を店の前に一度停めて詰め合わせを積んで帰っていく場面にも出会う。城下町の落ち着いた通りで、地元にも旅の人にも同じ距離感で応対してくれる店、という受け止めが、実際に近くで暮らす人の間で共有されている雰囲気があるので、初めての人も肩肘張らず入って大丈夫な店だと言ってよさそうだ。旧有備館の桜の頃には、散策の帰りにここの焼き菓子を数個買ってベンチで一息つく人の姿もあり、季節の風景と店のショーケースが自然に繋がっている場面が多い。日常と旅の両方の景色の中に、この一軒が並んでいる。

営業時間の目安は、月曜から土曜が朝7時30分頃から夜19時頃、日曜と祝日は7時30分頃から17時頃と案内されている。定休は月曜で、祝日と重なった場合は翌火曜が休みに振り替わる運用が案内されているので、月曜祝日を狙って行く場合は、この振替を頭に入れておくと安心だ。朝の早い時間から開いているため、鳴子方面へのドライブ前に立ち寄る、通勤や通学の途中に焼き菓子を一つ買っていく、といった使い方にも合う店でもある。ただし季節限定の菓子は販売時期が絞られており、特に夏の水まんじゅうや秋冬の栗菓子、正月・お盆・彼岸まわりの菓子折は、事前に電話で在庫や取り置きを確認しておくと確実だ。連絡先は0229-72-0020。年末年始や地域行事の前後、店主の都合などで営業時間や休日が変動する可能性もあるため、遠方から向かう場合や大人数の菓子折を頼みたい場合は、公式サイトや店頭の掲示、電話での事前確認をおすすめしたい。祝儀・仏事用の掛け紙の希望がある時も、電話で先に伝えておくと当日の受け渡しがずっとスムーズになる。

なお、大崎市役所本庁舎1階の休憩スペースにある小さなカフェ「ほっとひといき、羽やすめ」も、この石崎屋が運営していると案内されている。市役所の手続きや来庁の合間に、ソフトクリームや飲み物で一息つける場として使われている場所で、岩出山の本店まで足を伸ばしにくい日でも、古川の中心部でこの店の空気に触れられる導線になっている。城下町の本店と、市街地の公共施設内の一杯という二つの顔を、同じ屋号で持っている点は、この店ならではの特徴で、大崎市の日常に長く根を張ってきた老舗の姿がよく表れている。岩出山まで来られる時は本店で季節の菓子や芭蕉の宿を、古川で用事がある日には市役所の一杯を、というふうに使い分ければ、大崎の暮らしの中で自然と付き合いが続いていく店になりそうだ。詳細な運営時間や取り扱いは、それぞれの現地掲示や公式案内での確認をおすすめしたい。城下町の風景と市役所ロビーという、まったく違う二つの場所で同じ屋号に出会える、というのは、大崎市を歩いていて意外と印象に残る体験でもある。

店舗情報

住所
宮城県大崎市岩出山字二ノ構157 地図で見る
電話
0229-72-0020
営業時間
月〜土 7:30〜19:00、日・祝 7:30〜17:00(変動あり)
定休日
月曜(祝日の場合は翌火曜)(変動あり)
公式サイト
www.ishizakiya.net で見る

※営業時間・定休日・メニューなどは変わることがあります。最新情報とご予約は各店の公式のご案内でご確認ください。 記載の誤り・修正・削除のご依頼は 運営者情報 からどうぞ。


岩出山周辺・大崎のほかのスイーツ・和洋菓子

岩出山エリアの近くのお店

岩出山のお店・施設をすべて見る

用途別で似た条件のお店を探す

朝から営業のお店 / 夜遅く営業のお店 / 駐車場のあるお店 / 家族連れ向け / 雨の日の候補 / 用途別ガイド一覧

大崎のスイーツ・和洋菓子一覧へ戻る / お店・施設一覧のトップ