大崎のホームセンター・家電

コメリハード&グリーン 鳴子店

鳴子温泉・ホームセンター / 古川太郎

鳴子温泉ホームセンター駐車場あり公式サイトあり

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  • 鳴子温泉字月山13-1
  • 0229-81-8004
  • 9:00〜19:30とされる(10月〜3月は19:00閉店/灯油販売は10:00
  • 元日・棚卸日など不定休とされる
  • あり(53台)

国道47号を古川方面から鳴子峡へ向かい、鳴子温泉街の湯けむりを抜けた先、右手にひっそりと現れる緑と白のロゴが目印になる。コメリハード&グリーン鳴子店は、大崎市鳴子温泉字月山13-1に位置する山あいのホームセンターで、周囲は温泉宿と山林、そして名も無い小川が入り交じる。街道沿いの店ではあるものの、平場のロードサイド店とはどこか異なる、山の生活拠点らしい落ち着きが空気に混じっている。冬の朝は駐車場に霜柱が立ち、夏は蝉の声が売り場の外まで届く、そんな風景の中に棚が広がっている。

駐車場に降り立つと、季節によっては薪の匂いがふっと鼻をくすぐり、真冬なら灯油と防寒具の綿の香りが漂ってくる。大崎市の平場からは車で三十分から四十分ほどの距離感で、鳴子温泉郷の宿や別荘族、周辺集落の農家、山あいで暮らす移住者たちの日常を静かに支える棚が並ぶ。町場のホームセンターにありがちな喧噪はなく、レジ前でも会話は抑えめ、山の商店らしいゆったりした時間が流れているのが、鳴子温泉らしい空気感といえる。

店内は「ハード」と「グリーン」の名のとおり、金物・工具・建材といった仕事寄りの資材と、園芸・農業用品、日用品、ペット用品が同居している。除雪スコップ、防寒手袋、長靴、ブルーシート、電動工具の消耗品といった、雪国と山仕事に直結する商品が確かな棚幅で並んでいるのが印象的で、大崎市の平場のホームセンターとは品揃えの重心がわずかに違う。旅館用の補修部材や小型の農機具パーツまで並ぶ機能性は、大崎の山側の暮らしを丸ごと受け止めようとする棚づくりを感じさせる。

園芸コーナーは春先の苗物、夏の防虫、秋の球根、冬の防寒資材と、季節でごろりと表情が変わる。鳴子温泉一帯の朝晩の冷え込みは平場より一段厳しく、その気温差に対応する道具や種苗が並ぶため、通うたびに棚の顔ぶれが違って見える。鳴子峡や鬼首、中山平温泉の宿泊者が急な冷え込みで薄手の防寒着を買い足す姿も見かけ、地元利用と旅の立ち寄りが自然に共存する売り場になっている。

接客は必要以上に踏み込まず、こちらから声を掛ければ丁寧に応じてくれる、いい意味で肩の凝らない距離感が保たれている。地元のお年寄りが灯油缶を抱えて相談に来ていたり、温泉宿のスタッフらしい人がまとめ買いをしていたり、常連と店員のやり取りが小声で交わされる情景は、山の商店の落ち着きそのもの。派手なポップや大音量の告知は抑え気味で、必要なものを必要なだけ、静かに選べる棚の設計が心地よい。

立地は国道47号沿い、鳴子温泉街から中山平温泉、鬼首方面へ抜けるルートの途中にあたる。53台分とされる駐車場はゆとりがあり、軽トラでも乗用車でも停めやすい配置で、鳴子温泉駅からは車で数分の分かりやすいロケーション。旅行者が別荘や貸別荘に着いてから足りないものを買い足すといった使い方にも向いており、大崎市の山側と平場の往復動線のちょうど良い区切りになる位置に建っている。

冬場は雪の踏み固めた駐車場になる場面もあり、来店時は足元にも少し注意したい。積雪期の運転が不安なら、大崎市の平場からのアクセスをスタッドレスで固めていくのが安全策で、鳴子峡の紅葉シーズンや温泉客の多い週末は駐車の出入りに時間を要することもある。急な冷え込みの前後は防寒具コーナーの棚が一気に手薄になる場面もあり、季節の切り替わりを棚の残量で感じ取るのも、この店ならではの視覚体験といえる。

常連の顔ぶれは、地元の農家や工務店、宿の人、山あいで暮らす移住者や別荘族と幅広い。灯油の店頭販売は10時からとされ、冬場は開店前から順番待ちが並ぶこともある。夏は草刈り機の替刃や畑作の資材、秋は薪ストーブ関連、冬は融雪剤や防寒具と、四季それぞれの「今、要るもの」がきちんと揃うところに、鳴子温泉の暮らしを支える棚の実力が滲む。春先の山菜取りの道具や、秋口の薪割り用の楔まで並ぶのは、平場では味わえない鳴子ならではの棚の豊かさだ。

営業時間は9時から19時30分までを基本に、10月から3月は19時閉店に短縮されるとされる。定休日は元日や棚卸日など不定休、灯油販売は10時からと運用が細かいので、遠方から目当てを絞って行く場合は0229-81-8004へ電話で確認しておくのが賢明だ。冬場の閉店時間の繰り上がりは、日没の早さと店員の帰路確保の意味合いもあるだろうから、遅い時間の来店予定は避け、日のあるうちに用を済ませるのが山側の暮らしの常識に沿った動き方といえる。

月山地区は鳴子温泉駅と中山平温泉駅の中間に位置し、周囲には温泉宿、貸別荘、蕎麦屋やこけし工房が点在している。コメリ鳴子店を「山の暮らしの装備を整える窓口」と捉えると、宿泊者や移住検討者にとっても意義のある店だ。防寒着や長靴、簡易的な調理用品まで揃うため、急な冷え込みや道具忘れの応急にも心強く、大崎市の平場と山側では冬装備の重心が変わることを、この棚を通じて改めて実感できる。

鳴子峡の紅葉散策、鬼首の露天風呂、中山平温泉のうなぎ湯めぐりと組み合わせて、旅の途中で立ち寄る棚として使うのも一興だ。旅先で歯ブラシや電池、ハンドタオルといった細かな忘れ物に気づいた時、この店の棚は驚くほど頼れる。日用品と山仕事の道具が同居する売り場を眺めていると、鳴子温泉に暮らすことの手触りが、少しだけ想像しやすくなる感覚がある。

月山の売り場を歩くと、大崎市がひとつの市とはいえ、平場と山側で全く異なる季節の進み方を抱えていることに気づかされる。三本木や田尻の田園と、鳴子・鬼首の山の暮らしでは、必要な道具も、恐れるべき天気も、備えるべき装備も違う。その差を、棚の在庫でそっと教えてくれる場所として、大崎市鳴子温泉字月山のこの店は、旅人にも住人にも静かに開かれている。

店舗情報

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字月山13-1 地図で見る
電話
0229-81-8004
営業時間
9:00〜19:30とされる(10月〜3月は19:00閉店/灯油販売は10:00〜/変動あり)
定休日
元日・棚卸日など不定休とされる
駐車場
あり(53台)
公式サイト
www.komeri.com で見る

※営業時間・定休日・メニューなどは変わることがあります。最新情報とご予約は各店の公式のご案内でご確認ください。 記載の誤り・修正・削除のご依頼は 運営者情報 からどうぞ。


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