大崎のカフェ・喫茶

カフェ ゆるリーフ

田尻・カフェ / 古川太郎

田尻カフェ駐車場あり朝営業あり公式サイトあり
カフェ ゆるリーフの公式サイト画像
写真出典:公式サイト(削除依頼があれば即対応します)

電話する地図で見る公式サイト

  • 田尻小塩字沢14
  • 0229-25-3304
  • 11:00〜18:00(ランチ11:30〜14:00頃)とされる(変動あり)
  • 水曜・木曜とされる
  • あり(7台ほどとされる)

田尻小塩の田んぼ道を車で走っていると、ふっと目に入る木造の一軒家。それが「カフェ ゆるリーフ」です。JR田尻駅からは車で数分、周囲は水田と雑木林ばかりで、案内板がなければうっかり通り過ぎてしまいそうな控えめな佇まいをしています。大崎市田尻という土地はもともと蕪栗沼のマガンで知られる自然豊かなエリアで、その素朴な空気と、店内の穏やかな時間の流れが不思議とよく合っているように感じました。屋根越しに空が広く見えて、季節ごとに雲の形が変わっていく。そんな景色を眺めながら扉を押すと、木の匂いとほのかなコーヒーの香りが同時に出迎えてくれる、そんな入り方のできる一軒です。大崎市の中でも観光地然としない、生活のすぐ隣にある喫茶という位置づけが心地よい一軒で、初めての方でも肩の力が自然に抜ける入口の演出になっています。

看板と言えるのは、日替わり・月替わりで内容が入れ替わるランチプレートのようです。宮城県産の玄米「金のいぶき」を使うなど、地元食材への意識が伝わる内容で、キーマカレーや生パスタ、サンドイッチといった軽めのメニューも用意されているとのこと。価格帯は一般的なカフェランチの範囲で、サラダやスープ、小さなデザートが添えられる構成のようです。コーヒーは涌谷町の焙煎小屋「風舎」の豆を一杯ずつハンドドリップで淹れていると紹介されており、豆の香りを穏やかに立たせた仕上がりが持ち味と言われています。大崎市内で丁寧な自家焙煎系の一杯を楽しめる店はまだそう多くないので、その意味でもありがたい存在です。焼き菓子は日替わりで並ぶことがあり、その日の巡り合わせを楽しむようなつくりになっているようです。

店内は木のぬくもりを活かしたテーブル席が中心で、16席ほどの落ち着いた広さのようです。奥には小上がりの畳スペースがあり、絵本や児童書が並んでいるため、子ども連れの家族が長居しやすい造りになっています。段差にも配慮したバリアフリー寄りの設計とされ、ベビーカーや年配の方への気遣いが感じられます。接客はきびきびというよりは、ゆっくり時間を差し出してくれるような穏やかな空気で、混雑時でも急かされる感じがしないと聞きます。ひとりで本を広げるお客さんと、ママ友同士のランチが同じ空間に並んで違和感なくおさまる、その距離感が上手な店だと思います。会話の音量も自然と抑えめになる、大崎市田尻ならではの静けさが心地よい席です。

立地は大崎市田尻小塩字沢のあたりで、駐車場は7台ほど確保されているようです。国道4号や県道からは少し外れるので、初めて訪れる方はカーナビの住所入力が確実だと思います。田尻総合体育館や加護坊山方面の帰りに、あるいは涌谷・美里方面から北上する途中の一息場所として組み込みやすい立地です。私はよく、蕪栗沼の探鳥や田尻大橋近辺の散歩の後に立ち寄っています。冬の冷えた体で入った時に出てくるスープのあたたかさは、田尻の風の冷たさを知っている大崎市の人ほど沁みるはずです。夏場は木立の日陰が涼しく、窓を開ければ稲の香りが届く、そんな季節の演出も自然に効いています。

お客さんは近隣の主婦層や若い家族連れが多く、平日昼はランチ目当てで席が埋まりやすい印象があります。週末は隣町の遠田郡や登米市方面から来る方の姿もちらほら。季節ごとにプレートの内容が変わるので、春はやわらかな野菜中心、夏は爽やかな酸味を効かせた品、秋冬は根菜や玄米の温かみを活かした品、と季節を追って通うお客さんも多いようです。ケーキやマフィンといった焼き菓子は日によって並ぶ品が違うと言われており、そのランダムさもまた通う楽しみになっています。大崎市田尻の農家さんが野菜を届けにくることもあるようで、そうしたつながりが皿の上に反映されている、そんな話も聞きます。

営業時間は11時から18時ごろまで、ランチタイムはおおむね11時30分から14時前後とされます。定休日は水曜と木曜のようですが、個人店ですので臨時休業や貸切もあり得ると考えて、大崎市外から遠方の場合は電話で確認してから向かうと安心です。人気の日はランチプレートが早めに完売することもあるようなので、確実に食べたい場合は開店直後の11時台を狙うのが無難だと感じます。喫煙は不可、キッズスペース利用のマナーだけ気をつければ、あとは肩の力を抜いて過ごせる場所です。真冬の午後や大型連休は普段と違う流れになる場合があるので、公式サイトも合わせて見ておくと確実です。

添えるなら——大崎の中でも田尻は「わざわざ行く」場所であって、通りすがりに寄る場所ではないと感じます。だからこそこの店で過ごす時間はどこか儀式めいて、日常から少し切り離される。田んぼの真ん中で本を読み、風舎のコーヒーを一杯すすっただけで、その日の疲れがほどけていく——そんな不思議な効き目のある一軒だと思います。私は用事もなく寄ることがあります。

周辺と合わせて回るなら、蕪栗沼の探鳥、加護坊山からの眺め、田尻総合体育館まわりの散策とセットにするのがおすすめです。大崎市田尻は季節の色が濃く出る土地で、春の桜、初夏の水鏡、秋の稲穂、冬の白鳥と、月替わりで景色が変わります。ゆるリーフはその景色のなかにちょうど「一休み」の位置を占めていて、行きに寄っても帰りに寄っても外れがない印象です。合わせて涌谷側の焙煎小屋「風舎」の存在も知っておくと、コーヒーの一杯に別の奥行きが加わります。

田尻小塩という地名は、周囲の水路や田んぼの歴史とも結びついていて、古くから米づくりが盛んな地域として知られてきました。そんな土地に、あえて「本と絵本のあるカフェ」を開くという発想には、地域の暮らしをやわらかく更新する意志のようなものを感じます。派手な観光施設ではなく、静かな一軒家で日常の延長を提供する。大崎市田尻におけるカフェのひとつのあり方として、これからも残ってほしい店の姿だと思います。

店舗情報

住所
宮城県大崎市田尻小塩字沢14 地図で見る
電話
0229-25-3304
営業時間
11:00〜18:00(ランチ11:30〜14:00頃)とされる(変動あり)
定休日
水曜・木曜とされる
駐車場
あり(7台ほどとされる)
公式サイト
www.yuru-leaf.site で見る

※営業時間・定休日・メニューなどは変わることがあります。最新情報とご予約は各店の公式のご案内でご確認ください。 記載の誤り・修正・削除のご依頼は 運営者情報 からどうぞ。


田尻周辺・大崎のほかのカフェ・喫茶

田尻エリアの近くのお店

田尻のお店・施設をすべて見る

用途別で似た条件のお店を探す

朝から営業のお店 / 夜遅く営業のお店 / 駐車場のあるお店 / 家族連れ向け / 雨の日の候補 / 用途別ガイド一覧

大崎のカフェ・喫茶一覧へ戻る / お店・施設一覧のトップ