早起きした朝は、なんとなくパン屋に向かって車を走らせたくなります。焼きたての匂いが漂う店先に立つと、それだけでちょっと得した気分になるから不思議です。大崎・古川のあたりには、そんな朝のごほうびになるパン屋がぽつぽつと点在しているので、私が回ってきた範囲でご紹介します。
たまには甘い匂いのする話も書きたくなります。今回は肩の力を抜いて、パンの話を。
大石パン店 ── 古川のソウルフード、サンドパン
古川・七日町で長く続く老舗のベーカリーです。看板はなんといっても「サンドパン」で、クリームやピーナツなど数種あるそうで、古川で育った人には懐かしの味として名前がよく挙がります。惣菜パンや焼き菓子も幅広くそろっていて、ふらっと寄ってあれこれ選ぶのが楽しい店です。
パン工房 カシュカシュ ── 宝探しみたいなパン屋さん
古川・李埣にある一軒で、店名はフランス語で「かくれんぼ」の意味だそうです。たくさん並んだパンの中からお気に入りを探す、そのわくわく感がまさに名前のとおり。フィリングを手作りするこだわりが評判で、地元でも人気があります。イートインもできると聞いたので、コーヒー片手にゆっくりしたい日にもよさそうです。
TAKEDA BAKERY ── 田んぼの中の一軒家ベーカリー
古川・長岡針の田園風景にすっと溶け込むような、一軒家のパン屋さんです。クロワッサンやクイニーアマンが評判で、遠くから通う人もいるとか。売り切れ次第で閉店になるそうなので、行くなら早めの時間がよさそうです。営業のお知らせはSNS中心なので、出かける前にのぞいておくと安心です。
パンツクルヒト ── 塩パン目当てに県外からも
三本木・蒜袋にある、小さなパン工房です。看板の「塩パン」を目当てに、県外からわざわざ訪れる人もいると言われています。整理券制になることもあるようで、営業日も不定期。SNSでの告知が中心なので、確実に買いたいなら事前のチェックをおすすめします。
ひとつぶ堂 ── 古民家で味わう天然酵母
岩出山にある、古民家を活かした小さなパン屋さんです。天然酵母の手作りパンと、レトロで落ち着く店内の雰囲気が魅力。予約でご案内という形になることもあるようで、午後には売り切れてしまうことも多いそうです。ゆっくり味わいたいなら、やっぱり午前中に足を運ぶのがよさそうですね。
大崎のパン屋さんは小さな個人店が多くて、その分だけ店ごとの個性がはっきりしている。営業日や在庫が読みにくい店もありますが、それも含めて「今日はどこが開いてるかな」と考える朝の時間が、ちょっとした楽しみになっています。
焼きたてに出会えたらそれだけで大当たり。近所の人も、県外から来た人も、朝に少し早起きしてパンめぐりをしてみてください。きっとお気に入りの一軒が見つかるはずです。
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※お店・施設の情報は変わることがあります。営業時間や定休日などの最新情報は、各店・各施設の公式のご案内でご確認ください。