大崎グルメ

大崎のテイクアウト・お持ち帰りグルメの見つけ方

古川太郎 /  / 大崎グルメ

外で食べるのもいいけれど、買って帰って好きな場所でのんびり食べる、あの気楽さも捨てがたい。大崎は古川の街なかから鳴子の山あいまで広いので、テイクアウトの探し方にもちょっとしたコツがあります。長くこのあたりに住んでいる私なりの、お持ち帰りグルメの見つけ方を書いておきます。

まずは「街の店か、道沿いの店か」で分けて考える

大崎でテイクアウトを探すとき、私はまず頭の中で二つに分けます。一つは古川の中心部、街なかにある店。もう一つは、国道や県道沿いにぽつぽつ並ぶ店です。

街なかは徒歩でいくつも回れるので、パン屋をのぞいて、惣菜を買って、甘いものも一つ、なんて欲張りができます。一方、道沿いの店は駐車場が広くて車を停めやすいのが利点。仕事帰りにさっと寄って、家まで持って帰るならこちらのほうが楽なことも多いです。今日はどっちの気分か、そこから決めると外しません。

地区ごとに顔が違う。鳴子・岩出山・三本木の広がり

大崎はとにかく広い。同じ市内でも、地区によってお持ち帰りできるものの顔つきがだいぶ違います。

古川は店の数がいちばん多くて、選択肢に困りません。鳴子のほうへ上がっていくと温泉地らしく、湯上がりに手に取れる蒸し物や饅頭のような、その土地ならではの品に出会えたりします。岩出山は昔ながらの街道筋の趣が残っていて、竹細工で知られる土地柄、素朴な食べ物がしっくりくる。三本木や松山、田尻、鹿島台のあたりは田畑が広がっていて、地元の直売所や道の駅系のスポットで、その季節の野菜や加工品を持ち帰るのが楽しい。同じ大崎でも、走る方角を変えるだけで持ち帰るものが変わる。これが案外おもしろいところです。

季節で狙いを変えると、はずれが減る

テイクアウトは季節と相性がいい買い方だと、私は思っています。

夏の暑い日は、火を使いたくないから冷たい麺や惣菜を買って帰る。秋は新米や実りの季節で、直売所に立ち寄れば、その年ならではのものが並んでいます。冬は温泉地に近い分、あたたかいものを持ち帰って家でほおばるのが格別。春はふらりと外に出たくなるので、買って河川敷や公園で広げるのもいい。季節の変わり目に「今なら何が旬かな」と一歩考えるだけで、満足度がぐっと上がります。

シーンで選ぶ。一人の昼、家族の夜、来客の日

誰と、どんな場面で食べるか。ここを先に決めておくと、店選びがぐっと楽になります。

一人の昼なら、量より気軽さ。ぱっと買って車の中や職場で食べられるものがありがたい。家族の夜なら、みんなでつつける惣菜やおかずをまとめて。県外から人が来た日には、ここらしいものを少し奮発して持ち帰り、家でゆっくり囲む。同じ「お持ち帰り」でも、場面が違えば選ぶ店も量も変わってきます。私はいつも、店に向かう前にこの一手間を頭の中で済ませておきます。

確かめておくと安心なこと

最後に、失敗しないための小さな心がけを。テイクアウトは店内飲食と勝手が違うので、予約が要るか、受け取りに時間がかかるか、電話で一本入れておくと安心です。

とくに夕方の混む時間や、行楽シーズンの鳴子方面などは、待ち時間が読めないこともあります。営業日や取り扱いは変わることもあるので、確実に手に入れたいときほど、事前にひと声かけておく。これだけで、せっかく足を運んで空振り、という残念が減ります。

こうして書いてみると、大崎のテイクアウトは「街か道沿いか」「どの地区か」「どの季節か」「誰と食べるか」の四つを軽く意識するだけで、ずいぶん探しやすくなります。難しく考える必要はなくて、その日の気分に合わせて方角を決める、それくらいの気軽さがちょうどいい。

買って帰って、好きな場所で食べる。ただそれだけのことなのに、大崎は土地が広いぶん、選ぶ楽しみがたっぷりあります。また気に入った持ち帰りの一品を見つけたら、ここに書き足していこうと思います。

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