大崎の道の駅・直売所

穀菜市場 志ちゃん

古川・産直市場 / 古川太郎

古川産直市場駐車場あり公式サイトありSNS更新中
古川の市街地から南東方向、田んぼが視界の端まで続く飯川エリアの写真(出典:kkr-osaki.com)
写真出典:公式サイト(削除依頼があれば即対応します)

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  • 古川飯川字十文字20
  • 0229-26-5041
  • 10:00〜19:00(変動あり)
  • 1月1日〜1月4日ごろ(年始・変動あり)
  • あり(約50台)

古川の市街地から南東方向、田んぼが視界の端まで続く飯川エリアの一角に「穀菜市場 志(こころ)ちゃん」がある。所在地は宮城県大崎市古川飯川字十文字二十で、道路沿いに幟と看板が出ているので初見でも見落としにくい構えだ。周囲は民家がぽつぽつと点在するのみで、店の背後には大崎耕土の水田が広がる。世界農業遺産に登録された一帯の真ん中に立っているだけあって、店に着く前から「産直の店に来た」という空気が身体に入ってくる。舗装された広い駐車場が店舗の脇と前面に確保されており、案内によれば普通車で五〇台前後停められるとされる。軽トラックや農家の運搬車も出入りするため、区画に沿って停めておくと動線が崩れにくい。夕方以降は照明が控えめになる時間帯もあり、暗くなってからの到着はナビを頼りに慎重に近づいたほうがよい。四季ごとに前面道路から見える景色が入れ替わるので、同じ道を何度通っても季節の一枚として記憶に残る立地だ。春先の田起こしの土の匂い、夏の青田を渡る風、秋の稲穂の黄金色、冬に飛来する白鳥の影と、店の外側の景色そのものが季節ごとの案内板の役目を担っている。

店内は農家直送の野菜と果物、大崎の米、生花、そして手作りの加工品が中心の構成だ。壁面に沿って棚が並び、通路には季節の主役が平台に山積みされる。値札には生産者の名前が添えられており、誰がつくった品なのかが一目で分かる作りになっている。春は山菜や葉物、夏はトマトやきゅうり、枝豆、秋は新米と芋類、冬は白菜や大根、漬物用の野菜が主役に据わり、棚の色調が季節ごとにはっきりと入れ替わる。米は玄米・精米ともに扱いがあり、量り売りに近い感覚で選べる品も並ぶことがある。漬物・味噌・ジャム・餅などの加工品は農家自作のものが多く、瓶詰めや袋詰めの規格もばらつきがあって、大手小売とは違う棚の景色になっている。切り花や鉢物のコーナーも数種類だが定期的に入れ替わり、玄関先に置く季節の花を一緒に買って帰る客の姿もよく見かける。棚全体の空気感としては、派手さより日常の食卓に近い実直さが前に出ている。規格外や不揃いの品が混じるのも直売所らしい景色で、料理の用途によっては市街のスーパーより使い勝手が良く感じる場面もある。

価格帯は野菜が一袋一〇〇円台から、旬の主役でも二〇〇〜三〇〇円台の値付けが目立つ印象だ。米は銘柄と精米度で幅があるが、市街のスーパーと比べて概ね同水準〜やや割安に感じる場面が多く、生産者から直接仕入れる直売所らしい構成になっている。ただし棚は日々入れ替わるため、価格や在庫は日替わりだと考えたほうが素直だ。祝日や新米シーズンは朝の時間帯に売り切れる品が出やすいので、目当てがある日は午前中の来店が確実だと感じる。会計はレジ一本で完結する規模感で、混雑時でも列の流れは比較的早い。買い物カゴと台車が用意されており、米袋のまとめ買いにも対応できる作りになっている。支払い方法(現金・キャッシュレスの可否)や領収書の取り扱い、大口注文の相談、贈答用の発送手配などは日によって運用が変わることもあるため、まとまった金額や特別な用件を動かす前に一度レジで確認しておいたほうが齟齬が出にくい。値段の付け方は生産者ごとに幅があり、同じ品目でも作り手によって数十円の差が出るのも直売所らしいところだ。

営業時間は午前一〇時から午後七時までとされ、定休日は年始(一月一日〜四日ごろ)のみと案内されている。ただし季節や天候、農繁期の入荷状況で時間帯が前後する場合があるため、遠方から向かう際は事前に電話(〇二二九-二六-五〇四一)または公式サイト(kkr-osaki.com)、Instagram(@kkrchan5041)で確認しておくと空振りが減る。店内は段差が少なく通路もゆったりしているので、ベビーカーや年配の方連れでも回りやすい構造。とはいえ休憩スペースや飲食コーナーが充実しているタイプの店ではないため、家族で長時間過ごすというより「買い物を目的に三〇分から一時間ほど滞在する」使い方が向いている。トイレや授乳スペースといった細かい設備の有無、ペット同伴の可否については店頭または公式で確認を。子ども連れの場合は駐車場から店内までの動線が短く、雨天でも移動の負担が少ないのは助かる点だ。抱っこ紐やカート派の家族連れでも棚の間を無理なく回れる幅は取ってあり、混雑時間帯を避ければ子どもと会話しながらゆっくり選べる。

アクセスは車が前提と考えたほうが素直だ。古川市街から車でおよそ一〇分前後、国道四号や国道一〇八号からの分岐で県道に入り、田園地帯を進む格好になる。JR古川駅方面から公共交通で向かう場合は本数の少ないバス路線と徒歩を組み合わせることになり、時間の読みにくさは残る。三本木・松山・田尻方面から古川市街へ出る動線の途中に位置しているため、日常の買い出しルートに組み込みやすい立地でもある。冬季は路面の凍結や積雪があるため、スタッドレスや運転経験のある人に運転を任せるなど、季節ごとの走り方の切り替えが必要になる場面がある。到着後に建物の全景と駐車場を写真に収めておくと、次回以降ナビが迷ったときの目印になる。周辺の道は畦道のような細い枝道も混じるため、対向車や農作業車とすれ違う際に減速の判断が要る区間もあり、ゆとりを持って走るのが結局は近道になる。カーナビは住所検索より電話番号検索のほうが座標が合いやすい印象で、目的地手前で見失った時は幟の色を目印に減速して探すと辿り着きやすい。

近所で聞いた話では、平日は近隣の家庭が夕食用の野菜を拾いに来る客層が中心で、週末になると古川市街や近郊からまとめ買いに寄る車が増えるとのこと。私自身、田尻方面へ用事で走った帰りに立ち寄って、生花と米を一緒に買って帰ることがある。花のコーナーは季節の切り花や鉢物が数種類並ぶ程度の規模だが、田んぼの中の店らしく色合いに素直な花が多く、玄関先に置くと家の中の季節感が一段はっきりする。生産者の名前を追いかけて棚を見て回るのが常連の楽しみ方らしく、初見の人でも札の書き方を眺めているだけで、大崎の農家の顔ぶれがなんとなく頭に入ってくる作りになっている。買い物客同士が旬の食べ方を情報交換している光景もときどき見かけ、直売所ならではの緩やかな会話が流れる時間帯がある。目当ての生産者を決めて通うようになると、次第に「今日は誰の畑の何が並んでいるか」を目で追う癖がついてくる、そんな棚の作りだ。棚に貼られた手書きの品名や産地札の字体も店ごとの個性が出るところで、そこを楽しめると通う回数が自然に増える。

周辺の使い方としては、飯川から車で数分の範囲に道の駅おおさきや古川市街のスーパー、県道沿いの飲食店が点在しており、志ちゃんを起点に半日で買い出しと食事を組み立てることができる。鳴子温泉や岩出山方面へ抜けるドライブの帰路に立ち寄って、旅の締めに大崎の農産物を持ち帰る使い方も自然に噛み合う。ランドマークとしては吉野作造記念館や道の駅おおさきが比較的近く、初めての来訪でナビの目印にしやすい。田尻方面から抜けてくる場合は蕪栗沼が視界に入る季節もあり、白鳥や雁の飛来期に合わせて訪ねるとドライブ全体が季節の記憶になりやすい。詳細な設備や季節限定の入荷情報、支払い方法、団体での立ち寄り相談、贈答向けの詰め合わせや発送対応などは店内掲示やSNSに随時出るため、時間や在庫の最終確認は公式や店頭で確認するのが確実だ。田園の景色ごと産地の空気を持ち帰れる立地が、この一軒の芯になっていると感じる。棚に並ぶ品と店の外の景色が同じ土から生まれている実感を、来店のたびに素直に受け取れる場所だ。

店舗情報

住所
宮城県大崎市古川飯川字十文字20 地図で見る
電話
0229-26-5041
営業時間
10:00〜19:00(変動あり)
定休日
1月1日〜1月4日ごろ(年始・変動あり)
駐車場
あり(約50台)
公式サイト
kkr-osaki.com で見る
SNS
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