古川で暮らしていると、無性にラーメンが食いたくなる日がある。それも凝った一杯じゃなくて、ふらっと入って腹を満たせる、気取らない中華そばがいい。そんな私が普段から名前を思い浮かべる三杯を、今日は横並びで書いておきます。
いわゆる行列必至の新店みたいな話じゃありません。昔から地元にあって、腹が減ったら自然と足が向く。そういう食堂寄りのラーメン屋を選びました。どれも古川界隈、車でふらっと行ける距離感です。
富士屋 古川本店 ── 醤油味一筋の老舗
別の飯の記事でも名前を出してしまったので、ここでは軽く。「醤油味一筋」を掲げる、古川では知らない人のいない中華そばの老舗です。あっさりした醤油ラーメンと、自家製のワンタンが名物とよく言われますね。仙台のほうにも支店があるそうで、地元定番として長く愛されている一軒です。
いろは食堂 古川支店 ── 鶏だしの昔ながら
岩出山発祥という老舗ラーメン食堂の、古川にある支店です。鶏だしの効いた昔ながらの中華そばで知られていて、店の雰囲気も昭和のまま残っているような、あの落ち着く感じ。ラーメンだけでなく丼ものやチャーハンなんかもあるので、その日の腹具合で選べるのがいい。しみじみ「食堂だなあ」と思える一軒です。
幸花(こうか)── 辛さを本数で選ぶからし焼き
名物は「からし焼きラーメン」。唐辛子の本数で辛さを決められるスタイルで、たしか一カラから十カラくらいまで選べたはずです。無理せず控えめから頼んでも、しっかり満足できる一杯だった気がします。ランチもやっている地元人気店なので、昼に立ち寄れるのもありがたいところですね。
不思議なもので、腹を空かせて暖簾をくぐると、どの一杯もやたらとうまく感じる。凝った理屈より、その素直さのほうが古川のラーメンには似合う気がします。
醤油、鶏だし、からし焼き。三軒を気分で行き来できるのは、住んでいる者のちょっとした役得です。腹が減ったら、また別の一杯を確かめに行きます。
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